労働安全衛生法-安全衛生

化学物質管理者の実務必携

カテゴリー ー 労働安全衛生法-安全衛生
著者 後藤博俊
編者/編著者/編集
監修
発行
発行日 2023-12-20
判型/頁数 B5判/144頁
価格 1,760円(税抜価格1,600円)
送料 【1部 330円税込】
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ISBN 978-4-86788-013-5
備考
制作
現在庫: 在庫有り

要約

 国の方針の転換により、職場における化学物質の自律的管理が求められるようになり、
リスクアセスメント対象物である化学物質を製造する事業場以外でも、化学物質を取り扱う
ならばリスクアセスメントを適切に行い、その危険性・有害性から労働者を守らなくてはな
らなくなりました。そのために「化学物質管理者」制度も新設されましたが、このためのテ
キストについては厚生労働省が公表したものや他社が発行したものは高度に専門的かつペー
ジ数が膨大なものとなっており、化学物質管理に疎い事業者にとっては難解です。
そこで、化学物質を取り扱うものの専門知識を有さない事業者等を対象に、化学物質管理
者に必要最低限度の知識をマニュアルとして提供できることを目的とし、本書を制作いたしました。

 

目次

第1章 化学物質管理者に関わる制度の概要
1.化学物質の自律的管理とは
2.化学物質管理者とは
3.化学物質管理者の職務の概要
4.化学物質管理者の選任およびその資格要件
5.化学物質管理者の安全衛生管理組織での位置づけは

第2章 ラベル表示・安全データシート(SDS)
1.ラベル表示
2.GHSラベル
3.SDSによる危険性・有害性の通知
4.ラベルでアクション

第3章 化学物質のリスクアセスメント
1.リスクアセスメントの実施対象となる事業場
2.リスクアセスメントの実施義務の対象物質
3.リスクアセスメント実施の時期
4.リスクアセスメントの実施体制
5.リスクアセスメントの実施の流れ
6.危険性または有害性の特定
7.リスクの見積もり
8.リスク低減措置の検討
【コラム】CREATE-SIMPLEによるリスクアセスメント

第4章 リスク低減措置(基本)
1.化学物質の有害性に関わるリスク低減対策の検討の基本
2.化学物質の有害性に関わる労働者がばく露する程度が
〇〇濃度基準値またはばく露限界値以下かの確認
3.爆発・火災の危険性に対するリスク低減対策の検討
4.リスク低減対策を検討する場合の留意点

第5章 リスク低減措置(実用)
1.化学物質の危険性に対するリスク低減措置
2.化学物質の健康有害性に対するリスク低減措置

第6章 個人用保護具
1.保護具使用の原則
2.呼吸用保護具
3.化学防護手袋
4.保護めがね等
5.その他

第7章 労働災害が発生した場合の措置
1.化学物質の危険性による火災・爆発災害
2.化学物質の有害性による健康被害

第8章 記録の作成・周知・保存
1.作成すべき記録について
2.保存すべき記録と保存期間
3.リスクアセスメント結果の労働者への周知

第9章 安全衛生教育
1.災害発生の仕組み
2.化学物質管理における安全衛生教育の重点
3.化学物質管理者の職務としての安全衛生教育
4.知識教育・技能教育・意識教育

【参考】化学物質の自律的管理に関する法令のあらまし
【付属データ】
・チェックリスト1(新たな化学規制に関するチェックリスト)
・チェックリスト2(化学物質を取り扱う時に こんなことしていませんか?)
・チェックリスト2-2(化学物質を取り扱う時に こんなことしていませんか?)
・労働安全衛生法令(化学物質による健康障害を防止するための措置)

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