健康管理・産業保健

新版 ワーク・エンゲイジメント

カテゴリー ー 健康管理・産業保健
著者 島津 明人
編者/編著者/編集
監修
発行 労働調査会
発行日 2022-2-25
判型/頁数 A5判/182頁
価格 1,980円(税抜価格1,800円)
送料 【1部 330円税込】
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ISBN 978-4-86319-911-8
備考
制作
現在庫: 在庫有り

【要約】

初版発行より8年を経て、ワーク・エンゲイジメントの概念は、2019年9月に厚生労働者が公表した「令和元年版 労働経済の分析」で1章(110ページ)分もの分量で取り上げられるなど、
「働き方」を考えるうえで欠かせない概念となっています。
新版は、初版に引き続き、ポジティブな側面からメンタルヘルス対策に取り組むことで、健康でいきいきと毎日を過ごすためのポイントを、初心者にもわかりやすくまとめた
ワーク・エンゲイジメントの入門書です。さらに、改訂にあたって最新の研究動向やウイズ/ポストコロナ時代のワーク・エンゲイジメントの内容などを追加し、内容を充実させました。
本書は、経営者や管理職、メンタルヘルス担当者だけでなく、一般の従業員の方々一人ひとりに読んでいただきたい一冊となっています。

【目次】

まえがき
序論 健康でいきいきと働くことはなぜ重要?~ワーク・エンゲイジメントを知る前に~
1 シャウフェリ教授の言葉
2 産業保健心理学
3 日本のメンタルヘルス対策:最近の状況
4 職場のメンタルヘルス:考え方と進め方
5 近年の社会経済状況の変化
6 視野の拡大が必要に
7 これからの職場のメンタルヘルス対策:産業保健と経営との協調
8 共通目標としてのワーク・エンゲイジメント

第1部 ワーク・エンゲイジメント
第1章 ワーク・エンゲイジメントとは?
1 2つの考え方
2 ワーク・エンゲイジメントの定義
3 ポジティブな感情はなぜ重要か?
4 ワーク・エンゲイジメントと関連する概念
5 ワーク・エンゲイジメント vs. ワーカホリズム

第2章 ワーク・エンゲイジメントの機能
1 ワーク・エンゲイジメントを高めるもの
2 ワーク・エンゲイジメントの結果:パフォーマンスとの関連
3 仕事の要求度-資源モデルとワーク・エンゲイジメント
4 仕事の要求度-資源モデルのメタ分析
5 エンゲイジメントの伝播
6 ワーク・エンゲイジメントの測定

第2部 健康でいきいきと働くために
第3章 ワーク・エンゲイジメントを高めるには
1 ワーク・エンゲイジメント向上の考え方
2 ワーク・エンゲイジメント向上の進め方
3 支援方策の科学的根拠
4 ワーク・エンゲイジメント向上のガイドラインとマニュアル

第4章 従業員個人でできる工夫
1 仕事への自信を高める
2 キャリアの道筋をつける
3 ポジティブな感情を生み出す
4 ジョブ・クラフティング
5 思いやり行動
6 生活習慣

第5章 組織ができる工夫(1)上司のマネジメント
1 キーパーソンとしての上司
2 報われない努力が無気力を招く
3 学習性無力状態
4 行動-結果の随伴性
5 学習性無力状態の実験から学べること
6 努力―報酬不均衡モデル
7 山本五十六の言葉
8 どのようにほめるか?
9 活力を高めるためのコミュニケーション

第6章 組織ができる工夫(2)健康的な職場づくり
1 本当に健康的な職場とは?
2 職場環境へのポジティブアプローチ
3 CREW(クルー)
4 オフィス環境
5 6つのポイント

第7章 生活全体の見直し
1 職場外の要因に注目する背景
2 長期休暇
3 週末の過ごし方
4 リカバリー経験
5 ストレス対処としての気晴らし
6 「いかに働くか」から「いかに休むか」へ
7 ワーク・ライフ・バランス

第8章 これからの働き方
1 ウイズ/ポストコロナ時代のワーク・エンゲイジメント
2 おわりに

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