労務管理-労働実務全般

60歳新入社員の伸ばし方、活かし方~年上部下のOJTはこう進めよう~

カテゴリー ー 労務管理-労働実務全般
著者 株式会社自分楽 代表取締役 崎山 みゆき
編者/編著者/編集
監修
発行 労働調査会
発行日 2014-06-04
判型/頁数 A5判/162頁
価格 1,650円(税抜価格1,500円)
送料 【1部 330円税込】
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ISBN 978-4-86319-420-5
備考
制作
現在庫: 在庫有り

要約

高齢者雇用が広がり、職場に定年後の世代の部下がいる光景も珍しくなくなりました。それに伴って「年上の部下は使いにくい」「元管理職の再雇用者をどう扱ってよいかわからない」と感じる中間管理職が増えています。本書は、年下上司の立場から、年上部下の育て方、扱い方について、シニアの心身の特徴を踏まえて、職場ですぐに使えるスキルを指南します。

目次

序 章 60歳新入社員の3タイプ
1 「年上部下」に悩む「年下上司」が急増!?
2 雇用延長組への指示の出し方

第1章 職場の年上部下のOJTはこう進めよう!
1 60歳新入社員にはOff-JTではなく、OJTが必要
2 20代新入社員と同様の「メンター制度」は要らない
3 若手が教えても「できるようにならない」理由と、その対処方法
4 分かり合おうという気持ちは、バッサリ捨てよう
5 「じっくり傾聴」は自分が擦り切れる
6 どんなに努力しても、相手の3分の1しかあなたは見ることができない
7 「歳取った」ではなく「歳を重ねた」で相手のプライドをキープ
8 5つのNGワード
9 10.5ポイントの資料は「読みたくない気持ち」を抱かせる
10 タブレットが苦手な原因は「エイジング」による指先の乾燥
11 聞いていないのではなく、老人性難聴になっているだけ
12 接客5大用語の脱落者は、こう諭そう
13 「かっこ悪いお辞儀」の直し方

第2章 「疲れた」といわせない社内研修の進め方
1 なぜ今さら「研修」を受けさせなくてはいけないのか?
2 「疲れた」といわせない社内研修の進め方
3 トイレ休憩は新卒研修の2倍取る
4 「座っているから疲れない」は若年世代の思い込み
5 グループ討議が脱線したら、怒る前に「元に戻して」あげる
6 パワーポイントのアニメーションは不要
7 ペットボトル持参を必須にする
8 ストレッチは絶対要素
9 意外と男性に受けない? ピチピチ若い女性講師の声色

第3章 ああ勘違い! そのライフデザイン研修がモチベーションを下げている
1 「明るい将来設計のために」といわれても、明るくなれないシニアの現状
2 定年後を考えさせるから「やる気」がなくなる
3 仕事好きは組織コミットメントなどしない
4 健康講座のテーマは「がん」が人気?
5 歳を取るほどメンタルヘルス研修が必要な理由
6 ライフデザインだからこそ、研修後の懇親会が効を成す

第4章 これからの時代 60歳新入社員研修はこう作ろう
1 外部にすべて委託する前に、先ず自社内で企画する
2 社外講師の選び方
3 自社内でカリキュラムを作成する
4 実施当日
5 研修終了後にすべきこと

第5章 60代人材を若手はどう活用するか
1 歳の差を、相手はそんなに気にしていない
2 「子どもに対する教え方」と「大人に対する教え方」の違いを正しく理解する
3 「老化」が引き起こすリスクを先読みする
4 シニアならではの長所の見つけ方

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