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保護具着用管理責任者テキスト

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著者
編者/編著者/編集  田口 幸二
監修
発行 労働調査会
発行日 2024-03-27
判型/頁数 B5判/160頁
価格 1,650円(税抜価格1,500円)
送料 【1部 330円税込】
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ISBN 978-4-86788-032-6
備考
制作
現在庫: 在庫有り

正誤表

保護具着用管理責任者テキスト_』記載内容の訂正とお詫び

要約

 化学物質を扱う職場では「化学物質管理者」を選任するとともに、リスクアセスメントに基づく措置として労働者に
保護具を使用させる事業場では「保護具着用管理責任者」を選任し、有効な保護具の選択、労働者の使用状況の管理
その他保護具の管理に関わる業務を行わせることが義務付けられました。
これを受けて「保護具着用管理責任者に対する教育の実施について」(基安化発1226第1号令和4年12月26日)が
発出され、保護具着用管理責任者教育カリキュラムが示されました。
本書は、このカリキュラムに基づいて保護具着用管理責任者の教育を実施するために作成したものです。
保護具着用管理責任者が保護具に関して習得しておくべき化学物質管理に関する基礎知識と保護具の使用に際して必要な事項を分かりやすくまとめています。

目次

第1編 これからの化学物質管理
第1章 自律的な化学物質管理と保護具着用管理責任者
第2章 保護具に関する教育の方法
第3章 化学物質の有害性と情報の入手
〇〇3.1 化学物質または混合物の危険性・有害性
〇〇3.2 ラベル
〇〇3.3 安全データシート(SDS)
第4章 リスクアセスメントに関する知識
〇〇4.1 リスクアセスメントとは
〇〇4.2 リスクアセスメントの法令上の実施義務
〇〇4.3 化学物質のリスクアセスメントの実施
第2編 保護具に関する知識
第1章 個人用保護具
第2章 保護具選定に際して考慮すべき点
第3章 保護眼鏡等眼や顔面の保護具
第4章 保護手袋
第5章 防護服と保護長靴(履物)
第6章 呼吸用保護具
〇〇6.1 呼吸用保護具の種類
〇〇6.2 呼吸用保護具の選択方法
〇〇6.3 指定防護係数とは
〇〇6.4 指定防護係数を考慮した呼吸用保護具の選定
〇〇6.5 面体を有する防じん・防毒マスク等の密着性の確認(シールチェック)
〇〇6.6 フィットテスト
第7章 防じんマスク及び防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具(P-PAPR)
〇〇7.1 使用にあたっての留意事項
〇〇7.2 防じんマスク等の保守管理上の留意事項
〇〇7.3 防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具(P-PAPR)
第8章 防毒マスク及び防毒機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具(G-PAPR)
〇〇8.1 使用にあたっての留意事項
〇〇8.2 防毒マスク等の保守管理上の留意事項
〇〇8.3 防毒機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具(G-PAPR)
第9章 送気マスク
〇〇9.1 送気マスクの使用にあたっての留意事項
〇〇9.2 送気マスクの種類
〇〇9.3 送気マスクの使用上の留意事項
第3編 労働災害の防止に関する知識
〇〇3.1
〇〇3.13.1 労働者死傷病報告による化学物質関連の災害の傾向
〇〇3.13.2 健康有害性(有害物中毒)に起因する労働災害事例及び防止方法
事例.1 塗装工場の清掃時における水酸化ナトリウムによる皮膚障害
事例.2 炭酸ガスアーク溶接作業中、一酸化炭素中毒
事例.3 グラインダーでの鉛粉じんによる慢性鉛中毒
事例.4 船内タンクのベンゼンスラッジ清掃中に急性ベンゼン中毒により死亡
事例.5 新造のタンクローリー内で汚れ落とし作業中、有機溶剤中毒
事例.6 小型計量器の内部をふき取り作業中、急性トルエン中毒により死亡
事例.7 風呂場の塗装作業中に有機溶剤中毒
第4編 関係法令
第1章 日本の化学物質に関する法令
第2章 安衛法-化学物質管理に関して
〇〇2.1 これまでの規定(個別規制型)
〇〇2.2 新しい規定(自律的な管理)の概要
巻末参考資料
1.労働安全衛生規則ほか(抜粋)
2.化学物質による健康障害防止のための濃度の基準の適用等に関する技術上の指針
3.防じんマスク、防毒マスク及び電動ファン付き呼吸用保護具の選択、使用等について
4.化学防護手袋の選択、使用等について
5.保護具着用管理責任者に対する教育の実施について

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