安全衛生

もう準備はお済みですか? JIS Q45001 JIS Q45100対応マニュアル         -初めて部下を持つリーダーのための指南書-

カテゴリー ー 安全衛生
著者 白崎 淳一郎 著
編者/編著者/編集
監修
発行 労働調査会
発行日 2019-03-20
判型/頁数 B5判/440頁
価格 3,300円(税抜価格3,000円)
送料 【1部 330円税込】
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ISBN 978-4-86319-722-0
備考
制作
現在庫: 在庫有り

要約

ISO45001やISO45100が発行され、それに準拠したJIS Q45001、JIS Q45100も2018年9月に公表され、いよいよ2019年7月1日より施行されます。JIS規格の適用対象がこれまでの鉱工業的業種からIT産業、サービス業、第三次産業等の全業種にまで拡大。本書では、ISO等が指摘するリーダーシップ、コミュニケーションの強化、インシデント対応、リスクアセスメントの充実、教育訓練の強化、OJT教育の仕方等に加え、アクティブラーニング、アンガーマネジメント、ダイバーシティ、「困った部下」に対する対応等々も網羅。人材育成のための本として「ミレニアム世代」を部下に持つ人に待望の指南書。

 

目次

序 章
1.ISOとは
2.JISとは
3.標準化の意義と適用範囲の拡大(工業標準から産業標準へ)
4.労働安全マネジメントシステムをめぐる世界の動き
5.ISO45001と本書との関係

第1章 職長・安全衛生責任者の職務等
1.職長とは
2.職長の職務
3.安全衛生管理と職長の責務
4.職長の役割
5.安全衛生責任者とは(役割)
6.安全衛生責任者の職務
7.安全衛生責任者の心構え
8.労働安全衛生関係法令等の関係条項

第2章 統括安全衛生管理の進め方
1.統括安全衛生管理――個人責任と事業者責任
2.統括安全衛生責任者
3.元方安全衛生管理者
4.店社安全衛生管理者
5.救護技術管理者
6.特定元方事業者
7.土砂崩壊等危険場所の元方事業者の講ずべき技術上の指導等
8.建設物等を関係請負人に使用させる注文者の統括管理責任
9.特定作業の注文者等の措置
10.安全衛生(管理)計画の作成
11.安全施工サイクル
12.安全工程打合せの進め方
13.安全衛生協議会(災害防止協議会)

第3章 作業手順の定め方
1.作業手順(書)とは
2.作業手順書の作成にあたって
3.要素作業から主な手順(ステップ)への分解方法
4.非定常作業時の作業手順書
5.作業手順書を守らせるためには
6.作業手順書によるOJT教育

第4章 労働者の適正配置の方法
1.適性(適正)配置
2.適性を考えて適正に配置するためには
3.個人特性を正確に把握するには、個人面談が重要
4.ダイバーシティで適正配置を

第5章 指導及び教育の方法
1.指導と教育について
2.教育とは
3.新規入場者教育
4.OJT教育
5.指導について

第6章 作業中における監督及び指示の方法
1.監督と指示の定義
2.マネージャーとしての職長
3.リーダーとしての職長
4.指示について
5.怒る、叱るについて
6.アンガーマネジメント
7.「困った部下」に対する指示と対応

第7章 危険性又は有害性等の調査の方法
1.安全、危険の概念
2.リスクアセスメントについて
3.RAの実施方法(手順)
4.化学物質等のリスクアセスメント

第8章 危険性又は有害性等の調査の結果に基づき講ずる措置
1.リスク低減措置の検討
2.低減措置の効果の確認=残留リスクの確認
3.リスクアセスメントの意義と効果
4.リスクアセスメントがしにくい場合と、建設業のリスクアセスメントの仕方
5.化学物質のリスクアセスメント(低減措置の検討と実施について)
6.リスクアセスメントのマンネリ化防止について
7.想定外の事故・災害について

第9章 設備、作業等の具体的な改善の方法
第1節 作業設備の改善
1.機械のライフサイクル
2.本質的安全化対策(例)
3.安全防護及び付加保護方策による対策(ステップ2)
4.使用上の情報の内容及び提供による対策(ステップ3 別表第5関係)
5.機械、設備の安全化(改善)のポイント
6.安全を考えた機械、設備の配置
第2節 作業環境の改善
1.環境条件改善と保持とは
2.労働衛生の3管理とは
3.特に留意すべき環境条件、作業条件と有害物のばく露経路
4.主な有害物質と健康障害防止対策
5.心の健康づくり対策(メンタルヘルス対策)とストレスチェック
6.「心理的安全性」を追求して現場力の強化を
第3節 作業方法の改善
1.業務の3つの特性
2.改善の必要性
3.改善の意義、目的
4.どのようなときに作業方法の改善を行うか
5.改善を進めるための5段階法
6.作業分解、作業改善検討書

第10章 異常時における措置
1.異常と危機管理
2.異常事態の例
3.異常の発見と原因究明方法
4.異常を発見したときの措置

第11章 災害発生時の措置
1.事故、災害と危機
2.事故・災害、危機が生じた場合の措置
3.災害調査の方法について
4.災害事例研究について
5.死傷病報告書と事故報告書
6.危機管理について

第12章 作業に係る設備及び作業場所の保守管理の方法
1.保守管理と設備保全
2.作業設備の保守管理の方法
3.作業中の安全衛生点検(パトロール、巡視も含む)
4.持込機械等の措置
5.点検表(チェックリスト)について
6.作業場所の保守管理の方法

13章 労働災害防止についての関心の保持及び労働者の創意工夫を引き出す方法
第1節 ヒューマンエラーについて
1.労働災害の傾向
2.不安全行動を起こす原因と当面の対応方法
3.ヒューマンエラー
4.ヒューマンエラーを防ぐためのコミュニケーション
第2節 労働災害防止についての関心の保持
1.関心の保持
第3節 労働者の創意工夫を引き出す方法
1.創意工夫とは
2.現場力の強化

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