調査・統計
精神障害の労災請求件数は前年度比31%増の約5000件~7年度・過労死等の労災補償状況~
2026.07.16
厚生労働省は、令和7年度「過労死等の労災補償状況」(過重な仕事が原因で発症した
脳・心臓疾患、仕事による強いストレスなどが原因で発病した精神障害の
労災補償状況)をまとめた。
それによると、脳・心臓疾患の労災請求件数は1254件で、前年度(1030件)と比べ
224件増加した。
また、業務上認定されたのは224件(うち7件が複数業務要因災害。
当該年度内に業務上認定された件数で、当該年度以前に請求があったものを含む。
以下同じ)で、前年度(247件、うち6件が複数業務要因災害)と比べ23件減少している。
請求件数は4年連続の増加、業務上認定件数は4年ぶりに減少した。
次に、精神障害についてみると、労災請求件数は4958件で、前年度(3780件)と比べ
1178件増加した。
また、業務上認定されたのは1086件(うち4件が複数業務要因災害)で、
前年度(1058件、うち2件が複数業務要因災害)と比べ28件増加している。
請求件数は5年連続の増加、業務上認定件数は7年連続の増加となった。
なお、精神障害に係る労災請求事案の場合、精神障害の結果、自殺(未遂を含む)に至った
事案があるが、7年度は4958件中215件(うち業務上認定76件)となっている。
また、裁量労働制対象者に係る業務上認定件数は、脳・心臓疾患が3件(前年度4件)で、
専門業務型裁量労働制対象者が2件、企画業務型裁量労働制対象者が1件となっている。
また、精神障害の業務上認定件数は9件(前年度4件)で、
いずれも専門業務型裁量労働制対象者となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。

