インフォメーション

調査・統計

今春の大手賃上げ率は前年を0.19ポイント上回る5.52%~厚生労働省まとめ~


厚生労働省がまとめた令和7年民間主要企業の今春の
賃上げ要求・妥結状況によると、平均妥結額は1万8629円、
賃上げ率は5.52%となり、前年実績(1万7415円、5.33%)を
額で1214円、率で0.19ポイント上回った。
調査は、原則として資本金10億円以上かつ従業員1000人以上の
労働組合がある企業を対象とし、妥結額等が把握できた390社について
集計している。
産業別の妥結状況をみると、妥結額が最も高いのは、情報通信の2万3966円、
次いで、化学2万1589円、建設2万1537円、造船2万775円、
機械2万582円の順となっている。
一方、妥結額が最も低いのは、運輸の1万4424円、次いで、
卸・小売1万5085円、ゴム製品1万5602円の順となっている。
産業別にみた賃上げ率では、最も高いのは、鉄鋼の6.19%、次いで、
情報通信6.15%、機械5.99%、建設、化学、窯業がともに5.96%
の順となっている。
一方、最も低いのは、卸・小売の4.70%、次いで、ゴム製品4.92%、
運輸4.93%の順となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。