調査・統計
度数率は2.10、強度率は0.09に~令和6年・労働災害動向調査結果~
2025.06.24
厚生労働省は、令和6年「労働災害動向調査(事業所調査(事業所規模100人以上)及び
総合工事業調査)」の結果をまとめた。
まず、事業所調査の結果をみると、度数率(100万延べ実労働時間当たりの労働災害による
死傷者数で、災害発生の頻度を表す)は2.10(前年2.14)、強度率(1000延べ実労働時間当たりの
労働損失日数で、災害の重さの程度を表す)は0.09(同0.09)となっている。
また、死傷者1人平均労働損失日数は43.5日(前年40.0日)となっている。
産業別にみた度数率、強度率は、度数率が最も高いのは、「漁業」の8.98(前年11.52)、
次いで、「農業,林業」7.95(同7.34)、「生活関連サービス業、娯楽業」
(一部の業種に限る)6.59(同4.61)、「サービス業(他に分類されないもの)」
(一部の業種に限る)3.89(同3.73)の順となっている。
強度率が最も高いのは、「サービス業(他に分類されないもの)」(一部の業種に限る)の
0.40(前年0.19)、次いで、「生活関連サービス業,娯楽業」(一部の業種に限る)0.34(同0.31)、
「漁業」0.29(同0.18)、「運輸業,郵便業」0.23(同0.19)の順となっている。
次に、総合工事業(工事現場)についてみると、度数率は1.91(前年1.69)、
強度率は0.57(同0.29)となっている。
また、死傷者1人平均労働損失日数は296.6日(前年174.2日)となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。