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調査・統計

正社員等労働者の雇用は51期連続で不足に~厚生労働省まとめ~


厚生労働省がまとめた労働経済動向調査(令和6年2月)結果によると、
正社員等労働者の過不足状況は、平成23年8月調査から51期連続して不足状況となった。
調査結果によると、令和6年2月1日現在の労働者の過不足状況は、
正社員等労働者を「不足」とする事業所割合が54%、一方、「過剰」とする
事業所割合が3%となっている。
この結果、正社員等労働者過不足判断指数(「不足」と回答した事業所の割合から
「過剰」と回答した事業所の割合を差し引いた値)はプラス51ポイントとなり、
平成23年8月調査から51期連続の不足超過となった。
これを産業別にみると、すべての業種で不足超過となっており、
「学術研究,専門・技術サービス業」(プラス66ポイント)、「建設業」(同65ポイント)、
「情報通信業」(同62ポイント)での不足超過幅が特に大きい。
次に、雇用調整を実施した事業所の割合(令和5年10月~12月期実績)は、
前年同期と比べ4ポイント上昇し29%となっている。
産業別では、「学術研究,専門・技術サービス業」(37%)で高くなっている。
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