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調査・統計

今春の大手賃上げ率は前年を1.40ポイント上回る3.60%~厚生労働省まとめ~


厚生労働省がまとめた令和5年民間主要企業の今春の賃上げ要求・妥結状況によると、
平均妥結額は1万1245円、賃上げ率は3.60%となり、前年実績(6898円、2.20%)を
額で4347円、率で1.40ポイント上回った。
調査は、原則として資本金10億円以上かつ従業員1000人以上の労働組合がある企業を対象とし、
妥結額等が把握できた364社について集計している。
産業別の妥結状況をみると、妥結額が最も高いのは、造船の1万8144円、次いで、
精密機器1万7070円、繊維1万5027円、化学1万3929円、機械1万3593円の順となっている。
一方、妥結額が最も低いのは、電力・ガスの2410円、次いで、紙・パルプ5201円、
運輸8062円の順となっている。
産業別にみた賃上げ率では、最も高いのは、造船の5.37%、次いで、精密機器4.92%、
繊維4.62%、機械4.33%、電気機器4.17%の順となっている。
一方、最も低いのは、電力・ガスの0.84%、次いで、紙・パルプ1.73%、鉄鋼と運輸が
ともに2.72%の順となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。