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調査・統計

度数率は2.09、強度率は0.09に~令和3年・労働災害動向調査結果~



厚生労働省は、令和3年「労働災害動向調査(事業所調査(事業所規模100人以上)及び
総合工事業調査)」の結果をまとめた。
まず、事業所調査の結果をみると、度数率(100万延べ実労働時間当たりの労働災害による死傷者数で、
災害発生の頻度を表す)は2.09(前年1.95)、強度率(1000延べ実労働時間当たりの労働損失日数で、
災害の重さの程度を表す)は0.09(同0.09)となっている。
また、死傷者1人平均労働損失日数は41.0日(前年44.5日)となっている。
産業別にみた度数率、強度率は、度数率が最も高いのは、「漁業」の24.96(前年7.68)、次いで、
「農業,林業」6.23(同7.31)、「生活関連サービス業、娯楽業」(一部の業種に限る)4.65(同4.99)、
「サービス業(他に分類されないもの)」(一部の業種に限る)4.02(同3.89)の順となっている。
強度率が最も高いのは、「漁業」の1.06(前年0.17)、次いで、「運輸業,郵便業」0.22(同0.13)、
「建設業(総合工事業を除く)」と「生活関連サービス業,娯楽業」(一部の業種に限る)がそれぞれ
0.21(同0.24、同1.31)の順となっている。 
次に、総合工事業(工事現場)についてみると、度数率は1.39(前年1.30)、強度率は0.41(同0.24)
となっている。
また、死傷者1人平均労働損失日数は293.4日(前年186.8日)となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。