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調査・統計

相談内容は「いじめ・嫌がらせ」が9年連続トップ~令和2年度・個別労働紛争解決制度施行状況~



厚生労働省は、令和2年度の個別労働紛争解決制度施行状況をまとめた。
それによると、全国379ヵ所の総合労働相談コーナーに寄せられた相談件数は129万782件となっている。
このうち、民事上の個別労働紛争に関するものは27万8778件。
これを元年度と比べると、相談件数は8.6%の増加、民事上の個別労働紛争の相談件数は0.2%の減少となっている。
民事上の個別労働紛争の相談内容の内訳は、いじめ・嫌がらせに関するものが9年連続でトップとなり7万9190件
(全体の22.8%)、ほかでは、自己都合退職に関するものが3万9498件(同11.4%)、解雇に関するものが
3万7826件(同10.9%)などとなっている。
また、同制度にかかる都道府県労働局長による助言・指導申出件数は9130件で前年度と比べ7.5%の減少、
紛争調整委員会によるあっせん申請件数は4255件で同18.0%の減少となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。