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調査・統計

アップ率は前年と同じ1.72%に~経団連・2021年中小の賃上げ回答状況~



経団連(十倉雅和会長)は、「2021年春季労使交渉・中小企業業種別回答状況(了承・妥結含)」
(第1回集計)をまとめた。
調査対象は、原則として従業員数500人未満の17業種754社で、回答を把握している224社のうち、
平均金額不明等のため集計から除外した12社を除く212社についてまとめている。
それによると、回答額(加重平均)は4444円、アップ率は1.72%となっており、
前年(2020年6月12日付第1回集計)と比べ、額は27円下回り、率は同率となった。
業種別にみた額・率では、額が最も高いのは、「金融」の6716円、次いで、「印刷・出版」5636円、
「その他非製造業」5474円、「化学」5457円の順となっている。
率が最も高いのは、「金融」の2.81%、次いで、「その他非製造業」2.28%、「化学」1.99%、
「食品」1.98%の順となっている。
詳しくはこちらまで(PDFの表が開きます)。