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調査・統計

前年に比べ0.2%増加し約10万5300人に~令和2年10月現在の家内労働者数~ 



厚生労働省は、令和2年10月1日現在の家内労働の状況についてまとめた。
それによると、製造業者や販売業者から委託されて、主として自宅で物品の製造加工などに従事している
家内労働者数は10万5301人となっており、前年同期(10万5054人)と比べ247人(0.2%)増加している。
家内労働者数を類型別にみると、内職的家内労働者(家庭の主婦などが従事)が9万9244人と全体の94.2%と
圧倒的に多く、専業的家内労働者(世帯主が本業として従事)が4905人、副業的家内労働者(農業や漁業などの
従事者が本業の合間に従事)が1152人となっている。
また、家内労働者数を業種別でみると、貴金属製造、がん具花火製造などの「その他(雑貨)」(3万770人)
を除くと、衣服の縫製、ニットの編立てなどの「繊維工業」が2万6077人(全体の24.8%)と最も多く、
次いで、コネクター差しなどの「電気機械器具製造業」1万1903人(同11.3%)、紙箱の組立て、
封筒糊付けなどの「紙・紙加工品製造業」7123人(同6.8%)の順となっている。
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