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調査・統計

高卒の就職内定率は64.2%、求人倍率は2.43倍に~令和2年10月末現在・厚生労働省まとめ~



厚生労働省は、来春の高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況
(令和2年10月末現在)を取りまとめた(前年同期比の各数値は令和元年9月末現在の各数値と比較したもの)。
それによると、高校新卒者(選考・内定開始期日は令和2年10月16日以降)は、求人数が前年同期比20.7%減の
約37万人、求職者数が同10.1%減の約15万2000人で、求人倍率は前年同期(2.75倍)を0.32ポイント下回る
2.43倍となった。
就職内定者数は前年同期比9.9%減の約9万8000人で、就職内定率は前年同期(64.0%)を0.2ポイント上回る
64.2%となっている。
男女別の就職内定率は、男子は前年同期(66.7%)を0.1ポイント下回る66.6%、女子は前年同期(60.2%)を
0.3ポイント上回る60.5%となった。
全国14ブロックごとの求人倍率をみると、すべての地域で1倍を上回っており、京浜(4.69倍)では4倍を超え、
京阪神(3.33倍)では3倍を超えている。
また、北海道(2.32倍)、東北(2.09倍)、関東(2.20倍)、甲信越(2.31倍)、北陸(2.63倍)、
東海(2.37倍)、山陰(2.02倍)、山陽(2.24倍)、四国(2.23倍)、北九州(2.00倍)の10地域では
2倍以上となっている。 
次に、中学新卒者(選考・内定開始期日は原則として令和3年1月1日以降)の求人数は前年同期比23.7%減の
933人、求職者数は同9.2%減の866人となり、求人倍率は前年同期(1.28倍)を0.20ポイント下回る
1.08倍となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。