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調査・統計

今春の大手賃上げ率は前年を0.18ポイント下回る2.00%~厚生労働省まとめ~



厚生労働省がまとめた令和2年民間主要企業の今春の賃上げ要求・妥結状況によると、平均妥結額は6286円、
賃上げ率は2.00%となり、前年実績(6790円、2.18%)を額で504円、率で0.18ポイント下回った。 
調査は、原則として資本金10億円以上かつ従業員1000人以上の労働組合がある企業を対象とし、
妥結額等が把握できた321社について集計している。
産業別の妥結状況をみると、妥結額が最も高いのは、金融・保険の7638円、次いで、化学7482円、自動車7302円、
建設7206円の順となっている。
一方、妥結額が最も低いのは、鉄鋼の3816円、次いで、運輸4337円、電力・ガス4767円の順となっている。 
産業別にみた賃上げ率では、最も高いのは、金融・保険の2.49%、次いで、繊維2.30%、建設、機械、自動車が
ともに2.21%の順となっている。
一方、最も低いのは、鉄鋼の1.29%、次いで、電力・ガス1.43%、運輸1.50%の順となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。