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調査・統計

アップ率は前年を0.31ポイント下回る2.12%に~経団連・2020年の賃上げ妥結結果~



経団連(中西宏明会長)は、「2020年春季労使交渉・大手企業業種別妥結結果」(最終集計)をまとめた。
調査対象は、原則として東証一部上場、従業員数500人以上の21業種251社で、妥結している21業種187社のうち、
平均金額不明等のため集計から除外した57社を除く130社についてまとめている。
それによると、妥結額(加重平均)は7096円、アップ率は2.12%となっており、前年(8200円、2.43%)と比べ、
額で1104円、率で0.31ポイント下回っている。
業種別にみた額・率では、額が最も高いのは、「建設」の1万3013円、次いで、「商業」9035円、「自動車」7610円、「繊維」7522円、「化学」7009円の順となっている。率が最も高いのは、「建設」の2.62%、次いで、
「ホテル」2.60%、「繊維」2.37%、「商業」2.28%、「自動車」2.27%の順となっている。
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