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調査・統計

ホームヘルパーの平均月給は20万6312円〜介護労働安定センター調べ〜



公益財団法人介護労働安定センター(小野晃理事長)はこのほど、平成30年度「介護労働実態調査」の
結果をまとめた。
調査は、約1万7600事業所とそこで働く労働者を対象に昨年10月実施し、回答のあった約9100事業所、
約2万2000人について集計している。
まず、事業所調査の結果をみると、介護サービスに従事する従業員の不足感(「大いに不足」、「不足」、「やや不足」の
合計)は67.2%となっており、前年度(66.6%)と比べ0.6ポイント増加し、5年連続して不足感が増加している。
賃金についてみると、月給制の者の平均所定内賃金額は、訪問介護員(いわゆるホームヘルパー)20万6312円
(前年度19万8486円)、介護職員(訪問介護以外の介護保険法の指定介護事業所で働き、直接介護を行う者)
21万4721円(前年度21万1464円)となっている。 
介護労働者の就業意識についてみると、労働条件・仕事に関する悩みでは(複数回答)、「人手が足りない」が54.2%と
最も高く、次いで、「仕事内容のわりに賃金が低い」39.1%、「有給休暇がとりにくい」31.5%の順となっている。
詳しくこちらまで(介護労働安定センターのホームページに移動します)。