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調査・統計

アップ率は前年と同率の1.89%に〜経団連・2019年中小の賃上げ結果〜



経団連(中西宏明会長)は、「2019年春季労使交渉・中小企業業種別妥結結果(加重平均)」(最終集計)をまとめた。
調査対象は、原則として従業員数500人未満の17業種750社で、妥結している404社のうち、平均金額不明等のため
集計から除外した8社を除く396社についてまとめている。
それによると、妥結額は4815円、アップ率は1.89%となっており、前年(4804円、1.89%)と比べ、額で11円上回り、
率は同率となった。
業種別にみた額・率では、額が最も高いのは、「化学」の5678円、次いで、「機械金属」5475円、「印刷・出版」5425円、
「土木・建設」5353円、「窯業」5220円の順となっている。
率が最も高いのは、「化学」の2.21%、次いで、「機械金属」2.08%、「鉄鋼・非鉄金属」と「土木・建設」がともに1.98%、「窯業」1.97%の順となっている。
また、規模別の妥結額・アップ率は、100人未満が4414円・1.81%(前年4528円・1.86%)、100〜300人未満が
4692円・1.85%(同4587円・1.82%)、300〜500人未満が5012円・1.94%(同5095円・1.96%)となっている。
詳しくはこちらまで(PDFの表が開きます)。