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調査・統計

正社員等労働者の雇用は29期連続で不足に〜厚生労働省まとめ



厚生労働省がまとめた労働経済動向調査(平成30年8月)結果によると、
正社員等労働者の過不足状況は、平成23年8月以降29期連続して不足状況となっている。
調査結果によると、30年8月1日現在の労働者の過不足状況は、正社員等労働者を「不足」とする
事業所割合が46%、一方、「過剰」とする事業所割合が3%となっている。
この結果、正社員等労働者過不足判断指数(「不足」と回答した事業所の割合から「過剰」と回答した
事業所の割合を差し引いた値)はプラス43ポイントとなり、23年8月期から29期連続の不足超過となった。
これを産業別にみると、すべての業種で不足超過となっており、「情報通信業」(プラス56ポイント)、
「運輸業、郵便業」(同54ポイント)、「建設業」(同51ポイント)での不足超過幅が特に大きい。
次に、雇用調整を実施した事業所の割合(30年4月〜6月期実績)は、前期より1ポイント増加の30%となっている。
産業別では、「不動産業、物品賃貸業」が39%と最も高く、次いで、「情報通信業」34%、
「学術研究、専門・技術サービス業」33%の順となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。