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調査・統計

派遣労働者の災害が2年ぶりに増加~28年の派遣労働者・外国人労働者の労働災害発生状況~



厚生労働省は、平成28年の派遣労働者の労働災害発生状況及び外国人労働者の
死傷災害発生状況をまとめた。
それによると、28年の派遣労働者の労働災害による死亡者数は21人となっており、
前年(19人)と比べ2人増加し、2年ぶりに増加に転じた。
また、休業4日以上の死傷者数は4173人となっており、前年(3571人)と比べ602人増加し、
死亡災害と同じく2年ぶりの増加となった。
業種別にみた死亡者数・死傷者数は、死亡者数は製造業8人、建設業7人、陸上貨物運送事業2人、
それ以外が4人となっている。
死傷者数は製造業が2058人(全体の55.7%)と最も多く、次いで、陸上貨物運送事業522人(同14.1%)、
商業381人(同10.3%)、建設業73人(同2.0%)などとなっている。
次に、外国人労働者の死傷災害発生状況をみると、28年の休業4日以上の死傷者数は2211人となっており、
前年(2005人)と比べ206人増加し、5年連続の増加となった。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。