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調査・統計

災害復旧工事などによる労働災害が20件発生~平成28年熊本地震関連の労災発生状況~

 熊本労働局(徳田剛局長)は、平成28年熊本地震に関連した労働災害の発生状況(平成28年5月31日現在)をまとめた。
 それによると、熊本地震(平成28年4月14日以降)による労働災害発生件数は26件(前震、本震、余震によるもの)となっている。事故の型別にみると、「転倒」が11件と最も多く、ほかでは、「高温・低温の物との接触」5件、「墜落・転落」2件、「激突」2件、「踏み抜き」2件ーーなどとなっている。なお、26件のうち14件が休業見込み日数1ヵ月以上の災害となっている。
 また、地震の災害復旧工事などによる労働災害発生件数は20件となっている。事故の型別にみると、「墜落・転落」が111件と最も多く、ほかでは、「転倒」2件、「飛来・落下」2件、「はさまれ・巻き込まれ」2件、「動作の反動・無理な動作」2件ーーなどとなっている。なお、20件のうち15件が休業見込み日数1ヵ月以上の災害となっている。