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調査・統計

アップ率は前年を0.32ポイント下回る2.19%~経団連・2016年春季交渉回答・妥結状況の第1回集計~

 経団連(榊原定征会長)は、「2016年春季労使交渉・大手企業業種別回答状況(了承・妥結含)の第1回集計をまとめた。調査対象は、従業員500人以上の主要21業種大手249社で、回答の出ている143社のうち、平均金額不明などの81社を除いた62社について集計している。
 それによると、回答・妥結額(加重平均)は7174円、アップ率は2.19%となっている。前年(妥結額8157円、アップ率2.51%)と比べると、額で983円、率で0.32ポイント下回っている。業種別にみた額・率は、額が最も高いのは化学で1万242円、次いで、自動車8200円、造船7461円、食品7403円、機械金属6885円の順となっている。また、率が最も高いのは化学で3.29%、次いで、造船2.46%、自動車2.37%、食品2.33%、機械金属2.32%の順となっている。