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調査・統計

27年4月~12月の労災保険給付の支払状況~前年同期比1.8%減の約5811億円~

厚生労働省は、平成27年度の労災保険事業の支払状況をまとめた(27年12月末現在の速報値)。それによると、27年4月~12月における保険給付支払額は5810億6151万円となっており、前年同期と比べ1.8%減少している。
 保険給付支払額を給付種類別にみると、最も多いのは年金等給付の3038億6398万円(全体の52.3%)、次いで、療養補償給付1692億2213万円(同29.1%)、休業補償給付735億3599万円(同12.7%)、障害補償一時金231億1894万円(同4.0%)の順となっている。
 また、業種別にみた保険給付支払額では、最も多いのは建設事業の1727億9590万円(全体の29.7%)、次いで、その他の事業1578億1613万円(同27.2%)、製造業1457億3693万円(同25.1%)の順となっており、これら3業種で全体の8割以上を占めている。