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調査・統計

入職率、離職率ともに前年同期より低下~厚労省・27年上半期雇用動向調査結果~

厚生労働省は、平成27年上半期「雇用動向調査」の結果をまとめた。
 それによると、27年上半期における労働移動者は、入職者が459万3400人(前年同期492万4600人)、離職者が399万3700人(同397万9400人)となっている。
 これを率でみると、入職率が9.7%(前年同期10.7%)、離職率が8.4%(同8.6%)となっており、1.3ポイントの入職超過となった。
 就業形態別の入職・離職の状況は、一般労働者は、入職者280万9800人(前年同期292万100人)、離職者242万3300人(同239万800人)、パートタイム労働者は、入職者178万3600人(同200万4500人)、離職者157万400人(同158万8500人)となっている。入職・離職率は、一般労働者は、入職率7.8%(前年同期8.5%)、離職率6.7%(同7.0%)、パートタイム労働者は、入職率15.8%(同17.0%)、離職率13.9%(同13.5%)となっている。
 また、入職者のうち新規学卒者(進学した者であっても学業とは別に常用労働者として働いている場合を含む)は105万4800人(前年同期108万2200人)で、就業形態別では、一般労働者が85万8000人(同84万7000人)、パートタイム労働者が19万6800人(同23万5200人)となっている。