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1人平均の手数料は前年度比1.9%増の97万7000円

~日本人材協・24年度の業況調査結果を発表~

一般社団法人日本人材紹介事業協会(佐々木和行会長)は、平成24年度の「業況調査」の結果をまとめた。調査は、会員企業230社(25年5月1日現在)を対象に行い、回答のあった72社について集計している。

それによると、常用求人数は48万7429人(対前年度比7.3%減少。比較は23年度の集計74社とのもの。以下同じ)、新規求職申込件数は89万7086件(同25.2%増加)、常用就職件数は6万4816件(同1.9%増加)となっている。また、手数料の総額は633億4830万6000円(同11.1%増加)で、就職1件当たりの手数料額(1人平均手数料額)は97万7000円(同1.9%増加)となっている。

地域別にみた常用就職件数は、最も多いのは東京の3万6158件(全体の55.8%)、次いで、近畿1万1546件(同17.8%)、中部7100件(同11.0%)、関東(東京を除く)4069件(同6.3%)、九州・沖縄3165件(同4.9%)、北海道・東北1556件(同2.4%)、中国・四国1222件(同1.9%)の順となっている。

地域別にみた1人平均手数料額は、最も高いのは東京の114万円、以下、関東(東京を除く)99万1000円、近畿87万6000円、中部73万1000円、中国・四国61万2000円、九州・沖縄43万2000円、北海道・東北43万1000円と続いている。