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就業者の84%が65歳以上まで働くことを希望

~団塊の世代の就業状況等調査結果~

(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構の「団塊世代の就業・生活意識実態調査研究会」(委員長・永野仁明治大学教授)は、団塊の世代(昭和22年~24年生まれ)の職業生活や今後の就業・生活方針に関する調査の結果をまとめた。

調査結果の中から、雇用者の状況をみると、収入は、「200~300万円未満」が22.2%と最も多く、次いで、「100~200万円未満」21.6%、 「300~400万円未満」15.2%の順となっている。また、働く理由(複数回答)で最も多いのは、「現在・将来の生活のため」で61.1%となってい る。

今後の就業希望をみると、現在働いている人では、「働きたい」49.4%、「働きたくはないが、働かざるをえない」31.8%、「働きたい とは思わない」10.2%、「働きたいが、働けそうにない」8.7%などとなっている。働いている人の就業希望年齢をみると、「65~69歳まで」が 45.9%と最も多く、次いで、「75歳以上(年齢に関わりなく)」20.3%、「70~74歳まで」18.0%の順となっており、84.2%の人が65 歳以上まで働くことを希望している。