インフォメーション

ニュース

健康診断と事後措置実施の徹底を集中的に指導

~厚労省・9月を強化月間と位置づけ展開~

厚生労働省は、今年9月を「職場の健康診断実施強化月間」と位置づけ、月間中に健康診断の実施徹底、健康診断実施後の事後措置の徹底などを集中的に指導する。

今年6月14日に閣議決定された「日本再興戦略」のロードマップでは、「健診受診率の向上」が掲げられている。その達成のため、同省では、9月の「健康増進普及月間」の中で、健診受診率の向上等に向けた『健康づくり大キャンペーン』を開始することにした。

そして、その一環として、労働安全衛生法に基づく健康診断及び事後措置の実施を改めて徹底するため、全国労働衛生週間の準備期間である9月を「職場の健康診断実施強化月間」と位置づけ、集中的・重点的な指導等を行うことにしている。

事業場に対する指導は、9月中に実施を予定している安全衛生に係るすべての集団指導及び個別指導の対象となっている事業場に行う。指導にあ たっては、各事業場における健康診断及び事後措置等の実施状況を確認し、必要な指導を行うほか、産業医の選任義務のない小規模事業場(常用労働者50人未 満)への指導では、必要に応じて、地域産業保健事業の活用の勧奨等も行うことにしている。