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第42回技能五輪国際大会で日本選手は金5個獲得

さる7月2日から7日までの6日間にわたって、ドイツ・ライプツィヒで開催された第42回技能五輪国際大会で、日本選手は5つの職種で金メダルを獲得した。

技能五輪国際大会は、昭和25年(1950年)にスペインで始まり、各国の若者が技能を競うことにより、参加国の職業訓練の振興及び技能水準の向上を図るとともに、青年技能労働者(原則22歳以下)の国際交流と親善を図ることを目的として、1年おきに開催されている。

今大会には、日本を含め52ヵ国・地域から986人が参加し、46職種で日頃培った技を競い合った。日本選手は、そのうち40職種の競技に参加した結果、「情報ネットワーク施工」、「自動車板金」、「電工」、「ITネットワークシステム管理」、「プラスティック金型」の5職種で金メダルを獲得したほか、銀メダル4個、銅メダル3個、敢闘賞18個の成績を収めた。

また、各職種の平均点を500点に調整したうえで、全選手の中で最高得点を獲得した選手に与えられる「アルバート・ビダル賞」が、「情報ネットワーク施工」の宇都宮晋平選手に贈られた。