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目標達成率は前年比2.3ポイント増の87.0%

~中労委・24年末での審査期間の目標達成状況~

中央労働委員会は、平成24年末時点における「審査の期間の目標」の達成状況についてまとめた。それによると、目標として掲げている「1年6ヵ月以内」に終結した事件は、24年に係属した事件(172件)中、同年に終結した92件のうち80件となっており、目標達成率は87.0%となっている。

同委員会では、平成17年1月の改正労働組合法施行に伴い、同年3月から「審査の期間の目標」を定めている(22年11月に改定)。目標は、23年から25年までの3年間を期間として、再審査申立事件は、1年6ヵ月以内のできるだけ短い期間内に終結させるとしている。

同委員会のまとめによると、24年中に取り扱った事件は、23年からの繰越(95件)に新規申立(77件)を加えて172件。そして、24年に終結した事件は92件で、平均処理日数は385日となっている。

また、終結した92件のうち、目標の1年6ヵ月以内に終結した事件は80件で、目標達成率は87.0%となっており、前年(84.7%)と比べて2.3ポイント増加した。