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5人未満事業所の月給は前年比0.5%増の18万8928円

~厚生労働省調べ~

厚生労働省が実施した事業所規模5人未満の小規模事業所における平成24年の賃金などの調査結果によると、月間現金給与額は18万8928円で、前年と比べ0.5%増加していることが分かった。

この調査は、同省が年1回、規模1~4人の事業所を対象に7月分の賃金、労働時間などについて実施しているもの。

調査結果によると、平成24年7月における月間決まって支給する現金給与額は18万8928円(前年比0.5%増)となっている。男女別にみると、男性は25万5511円(同0.8%増)、女性は13万8882円(同0.0%)となっている。

主な産業別では、建設業24万7348円(前年比0.2%減)、製造業20万8517円(同1.4%増)、卸売業・小売業18万6193円(同0.6%増)、宿泊業・飲食サービス業10万6991円(同2.2%減)などとなっている。

次に、労働時間についてみると、平成24年7月の出勤日数は20.6日で、前年と同水準となった。5人以上規模の事業所と比べると1.2日多くなっている。

また、通常1日の実労働時間は7.1時間で、前年と同水準となった。男女別では、男性は7.9時間、女性は6.5時間。実労働時間別労働者構成比では、「4時間以下」11.4%、「5時間」8.2%、「6時間」8.3%、「7時間」15.4%、「8時間」44.5%、「9時間以上」12.2%となっている。