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労働者が主体的に選べる能力開発機会の確保を

~非正規労働者の能力開発抜本強化で報告書~

厚生労働省の「非正規雇用労働者の能力開発抜本強化に関する検討会」(座長・阿部正浩獨協大学経済学部教授)は24年12月21日、報告書をとりまとめ公表した。

報告書は、非正規雇用の労働者の能力開発の抜本強化を進めていくに当たっての施策の方向性として、①フリーター等不本意非正規の増加の防止、②複線的なキャリアアップの道の確保、労働者の選択に応じた能力開発機会の確保、③労働者の能力の労働市場での適切な評価、相応の処遇確保のための環境整備――の3点を挙げている。

同省では、報告書が示した施策の方向性を踏まえて、非正規雇用労働者の能力開発の強化に向けた具体的な取組みを推進していくこととしている。