インフォメーション

ニュース

23年度の派遣労働者数は約262万人

~厚労省・派遣事業報告の集計結果~

厚生労働省は、「平成23年度労働者派遣事業報告書の集計結果」をまとめた。

それによると、実際に派遣された労働者数は、一般労働者派遣事業は、常時雇用労働者が56万2379人(対前年度比13.5%減)、常時雇用以外の労働者(常用換算)が47万9362人(同10.6%減)、登録者が177万2957人(同0.1%増)となっている。一方、特定労働者派遣事業は、常時雇用労働者が28万151人(対前年度比4.4%減)となっている。

この結果、一般労働者派遣事業における常時雇用労働者及び登録者、特定労働者派遣事業の常時雇用労働者を合計した派遣労働者数は261万5487人となり、前年度(271万4447人)と比べ3.6%減となった。

次に、派遣料金(8時間換算)をみると、平均で、一般労働者派遣事業が1万7147円(対前年度比0.3%増)、特定労働者派遣事業が2万3942円(同1.0%減)となっている。また、派遣労働者の賃金の平均額(8時間換算)は、一般労働者派遣事業が1万1774円(対前年度比0.2%減)、特定労働者派遣事業が1万5675円(同2.4%減)となっている。