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入職率・離職率ともに前年同期より上昇

~厚労省・25年上半期雇用動向調査結果~

厚生労働省は、平成25年上半期「雇用動向調査」の結果をまとめた。

それによると、25年上半期における労働移動者は、入職者が431万人(前年同期401万人)、離職者が408万人(同369万人)で、延べ労働移動者は839万人(同770万人)となり、入職者のうち転職入職者は258万人(同227万人)となっている。

これを率でみると、入職率が9.4%(前年同期8.8%)、離職率が8.9%(同8.1%)となっており、前年同期と比べると、入職率が0.6ポイントの上昇、離職率が0.8ポイントの上昇となっており、0.5ポイントの入職超過となった。入職率の上昇は2年連続、離職率の上昇は4年ぶりとなる。

雇用形態別の入職・離職の状況は、一般労働者は、入職者256万人(前年同期251万人)、離職者242万人(同223万人)、パートタイム労働者は、入職者175万人(同151万人)、離職者165万人(同145万人)となっている。入職・離職率は、一般労働者は、入職率7.5%(前年同期7.2%)、離職率7.2%(同6.5%)、パートタイム労働者は、入職率14.5%(同13.7%)、離職率13.7%(同13.3%)となっている。

また、入職者のうち新規学卒者(進学した者であっても学業とは別に常用労働者として働いている場合を含む)は91万6000人(前年同期87万8000人)で、就業形態別では、一般労働者が74万人(同72万8000人)、パートタイム労働者が17万7000人(同14万人)となっている。