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技能の達人150名を「現代の名工」として表彰~厚生労働省~

厚生労働省は11月8日、それぞれの職業部門において卓越した技能を有する現役の技能者150名を「現代の名工」として選出し、同9日、東京・新宿区のリーガロイヤルホテル東京において表彰式を行った。
 「現代の名工」の表彰制度は、極めてすぐれた技能を有し、技能を通じて労働者の福祉の増進及び産業の発展に寄与し、他の技能者の模範と認められる現役の者に対して、厚生労働大臣が表彰を行うもの。昭和42年度に第1回の表彰が行われて以来、今年度が49回目となり、これまでの被表彰者は今年度の150名を加えて5887名となる。
 今年度は、添加剤や機械を使わない日本古来の鋳造法で、神社などに納める神鏡など金属鏡の製作に卓越した技能を持つ鋳物工の山本富士夫氏ら150名が表彰された。