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高卒求人倍率は前年同期比0.26ポイント増の1.54倍~28年3月新卒者の求人・求職状況~

厚生労働省は、来春(平成28年3月)の高校・中学新卒者の今年7月末現在における求人・求職状況をまとめた。
 それによると、高校新卒者(採用選考・内定開始期日は平成27年9月16日以降)の求人数は前年同期と比べ19.9%増の約28万6000人、求職者数は同0.2%減の約18万6000人となっている。そして、求人倍率は前年同期(1.28倍)を0.26ポイント上回る1.54倍となった。
 全国を14の地域に分けたブロックごとの求人倍率は、南九州(0.85倍)を除いた13地域では1倍を上回っており、京浜(3.03倍)では3倍を上回り、京阪神(2.01倍)では2倍を上回っている。 
 次に、中学新卒者(採用選考・内定開始期日は原則として平成28年1月1日以降)の求人数は前年同期と比べ47.9%増の778人、求職者数は同16.0%減の1067人となっている。求人倍率は前年同期(0.41倍)を0.32ポイント上回る0.73倍となった。