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地方への就職を支援する「LO活プロジェクト」がスタート~厚労省・東京と大阪で協議会の総会開く~

厚生労働省は、今年度新たに実施する地方人材還流促進事業「LO活プロジェクト」(「Local」と「就活(就職活動)」とを掛け合わせた造語)をスタートさせた。
 この事業は、人材の東京一極集中を緩和し、地方への必要な人材を送り込むため、首都圏と近畿圏の大学の学生などに対してセミナーや個別相談を行い、地方への就職を希望する人材を掘り起し、ハローワークの全国ネットワークを活用して地方の求人とのマッチングにつなげていくもの。
 事業の皮切りとして、厚生労働省、地方自治体、大学などの関係者による「地方人材還流促進協議会」が設置され、去る7月16日(東京)と同23日(大阪)に第1回総会が開催された。今後は、大学生などを対象としたセミナー、地方の企業を集めた集団相談会、学生と企業の個別相談などを実施するほか、地方就職に関する周知資料(ハンドブック、パンフレットなど)を作成する予定。このほか、生活情報などの地方への就職に役立つ情報を提供する「LO活プロジェクト」Webサイトを開設する(8月下旬予定)。また、東京に設置されている「移住・交流情報ガーデン」との連携による職業相談・職業紹介などを行うこととしている。