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平成27年1月~5月の死亡災害発生状況~前年同期比7.0%減少~

厚生労働省が平成27年6月7日現在でまとめた平成27年1月~5月に発生した労働災害による死亡者数(速報値)は、全産業で331人となっており、前年同期と比べ25人(7.0%)減少している。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の117人(全体の35.3%)、次いで、第三次産業78人(同23.6%)、製造業56人(同16.9%)、陸上貨物運送事業35人(同10.6%)の順となっている。「第三次産業」の内訳では、商業が37人(「第三次産業」の中の47.6%)、清掃・と畜が16人(同20.5%)で比較的多くなっている。

平成27年における死亡災害発生状況 (速報)(平成27年6月7日現在)
業種 平成27年(1月~5月) 平成26年(1月~5月) 対26年比較
死亡者数(人) 構成比(%) 死亡者数(人) 構成比(%) 増減数(人) 増減率(%)
全産業 331 100.0 356 100.0 -25 -7.0
製造業 56 16.9 67 18.8 -11 -16.4
鉱業 3 0.9 6 1.7 -3 -50.0
建設業 117 35.3 131 36.8 -14 -10.7
交通運輸事業 12 3.6 8 2.2 4 50.0
陸上貨物運送事業 35 10.6 45 12.6 -10 -22.2
港湾運送業 4 1.2 1 0.3 3 300.0
林業 15 4.5 17 4.8 -2 -11.8
農業、畜産・水産業 11 3.3 7 2.0 4 57.1
第三次産業 78 23.6 74 20.8 4 5.4