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一般労働者の賃金は前年比1.3%増の29万9600円~平成26年賃金構造基本統計調査結果~

厚生労働省は、平成26年「賃金構造基本統計調査」の結果をまとめた。調査は、平成26年6月分の所定内給与について調べたもので、今回まとめられたのは、常用労働者10人以上規模の約5万事業所について。 調査結果によると、一般労働者(短時間労働者以外の労働者)の男女計の賃金額は29万9600円(前年29万5700円)、男女別では、男性32万9600円(同32万6000円)、女性23万8000円(同23万2600円)となっている。対前年増減率は、男女計が1.3%増、男性が1.1%増、女性が2.3%増となっている。
 学歴別に賃金がピークとなる年齢階級をみると、男性はどの学歴も50~54歳が最も高く、大学・大学院卒53万1500円、高専・短大卒40万100円、高校卒35万400円、一方、女性は大学・大学院卒が50~54歳で39万3700円、高専・短大卒が55~59歳で29万200円、高校卒が45~49歳で21万9900円となっている。
 企業規模別の賃金をみると、男性は大企業(常用労働者1000人以上)38万1900円、中企業(同100~999人)31万2100円、小企業(同10~99人)28万5900円、女性は大企業26万5200円、中企業23万3800円、小企業21万4600円となっている。