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入職率は前年同期より上昇、離職率は低下~厚労省・26年上半期雇用動向調査結果~

厚生労働省は、平成26年上半期「雇用動向調査」の結果をまとめた。
 それによると、26年上半期における労働移動者は、入職者が492万人(前年同期431万人)、離職者が398万人(同408万人)となっている。
 これを率でみると、入職率が10.7%(前年同期9.4%)、離職率が8.6%(同8.9%)となっており、前年同期と比べると、入職率が1.3ポイントの上昇、離職率が0.3ポイントの低下となっており、2.1ポイントの入職超過となった。入職率は比較可能な平成16年以降で最も高くなっている。
 就業形態別の入職・離職の状況は、一般労働者は、入職者292万人(前年同期256万人)、離職者239万人(同242万人)、パートタイム労働者は、入職者200万人(同175万人)、離職者159万人(同165万人)となっている。入職・離職率は、一般労働者は、入職率8.5%(前年同期7.5%)、離職率7.0%(同7.2%)、パートタイム労働者は、入職率17.0%(同14.5%)、離職率13.5%(同13.7%)となっている。
 また、入職者のうち新規学卒者(進学した者であっても学業とは別に常用労働者として働いている場合を含む)は108万2000人(前年同期91万6000人)で、就業形態別では、一般労働者が84万7000人(同74万人)、パートタイム労働者が23万5000人(同17万7000人)となっている。