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「生涯現役社会実現」をテーマにシンポジウムを開催~産衛学会 エイジマネジメント研究会~

日本産業衛生学会エイジマネジメント研究会(代表世話人:神代雅晴産業医科大学名誉教授)は、来る11月19日、都内で「生涯現役社会実現のためのエイジマネジメント戦略」と題したシンポジュウムを開催する。

同研究会では、「加齢に伴う諸機能の変化を知り、適切な対応・対策を行うことで、暦年齢にかかわらず、いきいきと働くことができる活動」を「エイジマネジメント活動」と位置づけ、「労働者の健康度や生活機能、労働適応能力の保持・増進には、どのような取組みが必要なのか」について学術的、実務的な観点から検討している。シンポジウムは、広く一般の方々、特に企業の人事労務担当者と議論を交わすことを目的に、研究会で培ってきたエイジマネジメントに関する知見を整理し、“生涯現役社会”を実現するためには何が必要なのかを考える場とするために企画された。シンポジウムの概要は以下のとおり。

日 時:2014年11月19日(水)13時30分~16時30分
会 場:日本教育会館(東京都千代田区一ツ橋)
参加費:無料
定 員:100人(先着順)
申込先:日本予防医学協会ホームページ

<プログラム>
1.[行政的課題]高齢者労働とプレゼンティーズム
藤野 善久氏(産業医科大学 公衆衛生学教室 准教授)

2.[健康]健康な高齢労働者づくりをめざして
舟橋 敦氏(マツダ株式会社 健康推進センター 産業医)

3.[労働能力評価]ワークアビリティの概念とその活用
徳弘 雅哉氏(瀬戸健診クリニック 医師)

4.[改善]高齢労働者を支援する作業管理の進め方
泉 博之氏(産業医科大学 産業生態科学研究所 人間工学研究室 准教授)

5.[実践例]高齢労働者の健康増進への取り組み~YKKグループにおける定年制廃止への挑戦~
能川 和浩氏(千葉大学大学院医学研究院環境労働衛生学 助教)

6.総合討議