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完全失業率は前月より0.1ポイント上昇し3.8%~平成26年7月の雇用状況~

総務省が発表した労働力調査の平成26年7月分の結果(速報)によると、完全失業率(季調値)は前月より0.1ポイント上昇し3.8%となった。男女別では、男性は前月と同率の3.8%、女性は前月より0.2ポイント上昇し3.7%となっている。また、完全失業者数は248万人で、前年同月と比べ7万人減少し50ヵ月連続の減少となった。男女別にみた対前年同月比は、男性は17万人減少の145万人、女性は9万人増加の102万人となっている。

一方、厚生労働省が発表した平成26年7月分の一般職業紹介状況によると、有効求人(季調値)は前月と比べ0.5%減となり、有効求職者(同)は0.9%減となった。そして、有効求人倍率(季調値)は前月と同水準の1.10倍となった。また、正社員有効求人倍率(季調値)は前月と同水準の0.68倍となっている。新規求人倍率(季調値)は前月を0.01ポイント下回る1.66倍となっている。