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26年4月~6月の労災保険給付の支払状況~前年同期比0.6%増の約2190億円~

厚生労働省は、平成26年度の労災保険事業の保険給付支払状況をまとめた(26年6月末現在。速報値)。それによると、26年4月~6月における保険給付支払額は2190億1229万円となっており、前年同期と比べ0.6%増加している。

保険給付支払額を給付種類別にみると、最も多いのは年金等給付の1224億5101万円(全体の55.9%)、次いで、療養補償給付589億8168万円(同26.9%)、休業補償給付257億8304万円(同11.8%)、障害補償一時金76億3445万円(同3.5%)などの順となっている。

また、業種別にみた保険給付支払額では、最も多いのは建設事業の658億3572万円(全体の30.1%)、次いで、その他の事業572億5500万円(同26.1%)、製造業555億3173万円(同25.4%)の順となっており、これら3業種で全体の8割以上を占めている。