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今春の大手賃上げ率は前年を0.39ポイント上回る2.19%~厚生労働省まとめ~

厚生労働省がまとめた平成26年民間主要企業の今春の賃上げ要求・妥結状況によると、平均妥結額は6711円、賃上げ率は2.19%となり、前年実績(5478円、1.80%)を額で1233円、率で0.39ポイント上回った。 調査は、原則として資本金10億円以上かつ従業員1000人以上の労働組合がある企業を対象とし、妥結額等が把握できた314社について集計している。

産業別の妥結状況をみると、額が最も高いのは自動車の7946円、次いで、窯業7585円、造船7397円、化学7243円などの順で、逆に、最も低いのは電力・ガスの4368円、次いで、鉄鋼4616円、紙・パルプ4703円、運輸4726円などの順となっている。

産業別にみた賃上げ率では、最も高いのは窯業の2.72%、次いで、自動車2.54%、造船2.42%、機械2.34%などの順で、逆に、最も低いのは電力・ガスの1.42%、次いで、紙・パルプ1.48%、運輸1.59%、鉄鋼1.61%などの順となっている。