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調査・統計

29年の実質賃金は前年比0.2%減で2年ぶりに減少~厚生労働省調べ~



厚生労働省は、「毎月勤労統計調査」の平成29年分結果速報をまとめた。
それによると、平均月間現金給与総額は前年比0.4%増の31万6907円となった。
現金給与総額のうち、決まって支給する給与は前年比0.4%増の26万793円、
所定内給与は0.4%増の24万1228円、所定外給与は0.4%増の1万9564円、
特別に支払われた給与は0.4%増の5万6114円となっている。
また、実質賃金は、消費者物価の上昇により前年比0.2%減となり、2年ぶりに減少に転じた。
次に、労働時間についてみると、平均月間総実労働時間は前年比0.3%減の143.4時間で、
5年連続の減少となった。
総実労働時間のうち、所定内労働時間は前年比0.4%減の132.5時間、
所定外労働時間は1.0%増の10.9時間となっている。年間総実労働時間
(年平均の月間総実労働時間を12倍して年換算したもの)は前年より3時間減少して1721時間となっている
(規模30人以上では前年比2時間減の1781時間)。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。