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調査・統計

平成28年1月~2月の死亡災害発生状況~前年同期比6.2%増加~

 厚生労働省が平成28年3月7日現在でまとめた平成28年1月~2月に発生した労働災害による死亡者数(速報値)は、全産業で120人となっており、前年同期と比べ7人(6.2%)増加している。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の40人(全体の33.3%)、次いで、第三次産業32人(同26.7%)、製造業25人(同20.8%)、陸上貨物運送事業12人(同10.0%)の順となっている。第三次産業の内訳では、商業が10人(第三次産業の中の31.3%)、清掃・と畜が7人(同21.9%)で比較的多くなっている。

平成28年における死亡災害発生状況 (速報)(平成28年3月7日現在)
業種 平成28年(1月~2月) 平成27年(1月~2月) 対27年比較
死亡者数(人) 構成比(%) 死亡者数(人) 構成比(%) 増減数(人) 増減率(%)
全産業 120 100.0 113 100.0 7 6.2
製造業 25 20.8 20 17.7 5 25.0
鉱業 2 1.7 1 0.9 1 100.0
建設業 40 33.3 38 33.6 2 5.3
交通運輸事業 2 1.7 7 6.2 -5 -71.4
陸上貨物運送事業 12 10.0 13 11.5 -1 -7.7
港湾運送業 1 0.8 2 1.8 -1 -50.0
林業 2 1.7 6 5.3 -4 -66.7
農業、畜産・水産業 4 3.3 4 3.5 0 0.0
第三次産業 32 26.7 22 19.5 10 45.5