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調査・統計

27年10月末現在の外国人労働者数は約91万人~厚生労働省まとめ~

厚生労働省は、平成27年10月末現在の外国人雇用についての届出状況を取りまとめた。
 それによると、外国人を雇用している事業所数は15万2261ヵ所、外国人労働者数は90万7896人となっている。前年と比べると、事業所数は1万5208ヵ所(11.1%)の増加、外国人労働者数は12万269人(15.3%)の増加となっており、ともに平成19年に届出が義務化されて以来、過去最高を更新した。
 国籍別にみた外国人労働者数では、中国(香港等を含む)が最も多く32万2545人(全体の35.5%)、次いで、ベトナム11万13人(同12.1%)、フィリピン10万6533人(同11.7%)、ブラジル9万6672人(同10.6%)の順となっている。
 都道府県別の雇用状況では、外国人労働者を雇用する事業所数、外国人労働者数ともに東京が最も多く、それぞれ4万1788ヵ所(全体の27.4%)、27万6909人(同30.5%)となっている。また、産業別では、事業所数、外国人労働者数ともに製造業が最も多く、それぞれ3万7919ヵ所(全体の24.9%)、29万5761人(同32.6%)となっている。