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65歳以降の継続雇用に取り組む企業への支援策充実を~生涯現役社会の実現に向け厚労省の検討会が報告書~

厚生労働省の「生涯現役社会の実現に向けた雇用・就業環境の整備に関する検討会」(座長・清家篤慶応義塾長)はこのほど、報告書を取りまとめた。同検討会は、年齢に関わりなく働く意欲のある高年齢者が能力や経験を活かし、生涯現役で活躍し続けられる社会環境を整えていくために必要となる制度・施策の方向性について、今年2月から検討を行ってきた。
 報告書は、当面求められる施策について、①企業における高年齢者の雇用の促進、②職業生活設計と能力開発の支援、③中高年齢者の再就職の支援、④地域における多様な雇用・就業機会の確保、⑤シルバー人材センターの機能強化ーーの5項目に関して提言している。
 企業における高年齢者の雇用の促進については、65歳以降の継続雇用や雇い入れなどに取り組む企業への支援策の充実や、人事管理のあり方の研究・検討及び雇用管理改善等の支援が必要としている。また、中高年齢者の再就職の支援に関しては、ハローワークや雇用保険制度による再就職支援等の一層の推進を検討するとともに、トライアル雇用や出向・移籍等を活用した労働移動の円滑化について検討が必要と指摘している。
 報告をうけた同省は、この報告書の方向性を踏まえ、今後、生涯現役社会の実現に向けた具体的取組みを検討することとしている。