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26年4月~11月の労災保険給付の支払状況~前年同期比0.6%増の約5002億円~

厚生労働省は、平成26年度の労災保険事業の保険給付支払状況をまとめた(26年11月末現在。速報値)。それによると、26年4月~11月における保険給付支払額は5001億9110万円となっており、前年同期と比べ0.6%増加している。
 保険給付支払額を給付種類別にみると、最も多いのは年金等給付の2482億2285万円(全体の49.6%)、次いで、療養補償給付1525億4674万円(同30.5%)、休業補償給付672億7998万円(同13.5%)、障害補償一時金211億646万円(同4.2%)の順となっている。
 また、業種別にみた保険給付支払額では、最も多いのは建設事業の1495億9067万円(全体の29.9%)、次いで、その他の事業1349億5353万円(同27.0%)、製造業1249億9263万円(同25.0%)の順となっており、これら3業種で全体の8割以上を占めている。