労務管理-労働実務全般

【7月10日より順次発送】改訂2版 さあ、育休後からはじめよう

カテゴリー ー 労務管理-労働実務全般
著者 山口 理栄、新田 香織
編者/編著者/編集
監修
発行 労働調査会
発行日 2025-7-10
判型/頁数 四六判/272頁
価格 1,980円(税抜価格1,800円)
送料 【1部 330円税込】
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ISBN 978-4-86788-009-8
備考
制作
現在庫: 在庫有り

要約

 『労働基準広報』や『朝日新聞』で連載されていた記事をもとに、2013年に書き下ろされた初版版、その3年後の改訂版に
引き続いての再改訂版。
 前回改訂から9年が経過した現在の育休後の働き方を盛り込み、具体的には育休後も女性が活躍する上での基準となる
「キャリア」の在り方をメインに据えて再構成を行う。
 また、前版までの副題であった『働くママへの応援歌』を廃し、新たに「男性育休の促進」についての項目を追加。
「働くパパ」もママと同じように育児に参画した“共育て”世代としての新たな在り方を示す。そのほか、育児後の職場復帰も
果たせる「職場で応援してもらえる育休」という視点での制度利用を解説していく。

目次

はじめに
1章 育休後社員の悩み
 ・0年で激変:育休をとる父親たち
 ・「育休世代のジレンマ」とその後の取組み
 ・「育休後カフェ」ができるまで
 ・「育休後カフェ」に集まる人たち
 ・「育休後カフェ」の内容
 ・「育休後カフェ」によって問題は解決したのか
 ・男性育休者の増加 19 ・パパ参加型イベントの事例
 ・男性の育休取得への希望
 ・「育休後カフェ」で解決できない問題
2章 出産前後の就業継続
 ・出産前後の就業継続
 ・M字カーブとL字カーブ
 ・育休後のキャリア形成
 ・男性の育児休業取得
〇〇  -コラム
〇〇  「働き続ける」と「退職する」との違い
3章 男性育休
 ・「いつ頃が産み時ですか」
 ・妊娠の報告
 ・上司へ報告する際のポイント
 ・仕事の引継ぎを完璧に
 ・産前休暇に入る前に
 ・復職後は異動希望を出すべきか?
 ・パートナーとの育休の分担
 ・産休・育休中の職場とのコミュニケーション
 ・育休中の過ごし方
 ・地域とのつながり
 ・復職にともなう環境の整備
 ・復職時の条件に疑問を感じたら
〇〇  -コラム
〇〇  Ⅰ.母性保護に関する制度を上手に使う
〇〇  Ⅱ.育児・介護休業法で定められていること
〇〇  Ⅲ.出産・育児関連のお金のこと
4章 妊娠中、産休、育休の過ごし方
 ・個人の生活を尊重する組織風土の醸成
 ・仕事の見える化、マニュアル化が進み、仕事の属人化の解消につながる
 ・部下や若手が上司・先輩の代わりをすることでステップアップの経験になる
 ・仕事の効率向上や不要な仕事をやめるなど、業務棚卸しのきっかけになる
 ・部下のワークライフバランスを意識できる管理職が増える
 ・離職率の軽減
 ・新卒・中途採用の入社希望者数の増加
 ・大幅に遅れているジェンダーギャップ解消のために
〇〇  -コラム
〇〇  男性の育児休業の肝とは(労働・子育てジャーナリスト吉田大樹 著)
5章 育休後の職場復帰(子育て編)
 ・毎日の生活リズムを整える
 ・子どもの病気への備え
 ・子どもの病気で悩まない
 ・保育園は最高の子育てパートナー
 ・災害への備え~保育園との連携~
 ・夫婦のパートナーシップ
 ・自分自身を束縛していないか確認する
 ・便利なサービス
 ・親が近くにいなくても
 ・想像以上に大きい、親の負担
 ・ソーシャルメディアを使ってみよう
 ・小一の壁
 ・学童保育について
 ・課題の分離
6章 育休後の職場復帰(仕事編)
 ・職場復帰後の悩み
 ・復職時の面談で伝えるべきこと
 ・長時間働けない自分を責めない
 ・低空飛行のすすめ
 ・営業で復職する二つの利点
 ・希望に反して仕事が変わったとき
 ・短時間勤務制度の落とし穴
 ・短時間勤務から通常勤務に戻すには
 ・在宅勤務制度を利用すれば通常勤務も可能
 ・資生堂インパクト
 ・積水ハウスの取組み
 ・両立を経験するからこそ磨かれるスキル
 ・父親も働き方を変える!
〇〇  -コラム
〇〇  妊娠中、育児中の社員に対する問題となる対応
7章 会社による育休後社員のサポートのあり方
 ・育休後社員の増加
 ・育休後社員が活躍するには
 1妊娠の報告から産前休暇開始まで
 2育休中のコミュニケーションと復職準備
 3管理職による育休復職者の支援
 4育休後社員のネットワーク構築支援
 5子どもの病気で休む社員の支援
 6育休後社員のモチベーション低下の原因と対策
 7育児短時間勤務制度の運用
 8長時間労働職場における短時間勤務者支援
 9男性社員の育休取得支援
 10育休後社員を悩ませる小一の壁とは
 11育休後社員のキャリア形成支援
〇〇  -コラム
〇〇  「子の看護等休暇」を夫婦で利用しよう
〇〇  男性がもっと育休関連の制度を利用しやすくなるために
〇〇  育休、時短勤務を職場全体で支え合うための取組例
〇〇  「育児と仕事の両立」への政策の変化
〇〇  女性活躍、育児と仕事の両立に取り組む会社の認定マーク
8章 育休後からのキャリアアップ
 ・フルキャリという生き方
 ・育キャリという父親の生き方
 ・ここからは一人旅
 ・ロールモデル思考法
 ・自分がロールモデル的な立場のとき
 ・同期の昇進・昇格が気になる
 ・子どもがいても転職はできる?
 ・スキルアップを再び
 ・管理職になるということ
9章 育休後社員を支える社会のあり方
 ・保育園の充実
 ・学童保育の充実
 ・女子学生へのキャリア教育
 ・社会全体の意識改革

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